7月23日、ペンギンファームで初めてのプレゼン会が開催されました!
開催場所にペンギンファームを選んでいただけたこと、本当にうれしかったです。ありがとうございました!
今回のイベント、プレゼンの内容ももちろん素晴らしかったのですが、個人的には「やっていこうと思っていたプレゼン会の理想形っぽいな」と感じられたことが、いちばんの喜びでした。
(理想形といっても、完成されたってことではなくて、「こういう空気感にしたかったんだよなあ」っていう、あの感じです。)
三豊市で見た「語る風景」が、ここにもあった#
一昨年、香川県の三豊市に視察に行ったときのこと。
地域でさまざまな挑戦をしている人たちが集まって、それぞれの言葉でプレゼンをし、終わったあとには自然と会話が生まれ、お互いを応援し合っている姿に心を打たれました。
「ああいう風景が釧路にもあったらいいな」
そんな思いが、ペンギンファームをつくろうと決めた理由のひとつです。
(三豊でのプレゼン風景)
いろんな挑戦をしている人たちが、自分の言葉で語り、そしてその話を聞いた人たちが「それ、いいね」「一緒にやってみたいかも」と自然に声をかけ合う。
そんな空気が、釧路でも少しずつ生まれていったら――と、そう願いながら、私たちはこの場所を整えてきました。
そしてこの日、ついにその光景がペンギンファームの中に現れた。
場をつくってきた一人として、何よりうれしい瞬間でした。
ペンギンファームという拠点を立ち上げたのは、誰かがプレゼンやピッチをする場として機能するようにしたかったから。
床を貼ったり、壁を塗ったりしていたあの時から、いつかこの場所でこういう会が開かれることを思い描いていました。
(間取り的にも、ピッチする人を囲めるように設計しています)
いれかわりたちかわり、ふらっと寄っていける感じ#
当日は、参加者が入れ替わり立ち替わり来てくれて、いい意味で“ゆるい”雰囲気が流れていて、それもまた理想的でした。
発表を目的に来た人もいれば、「今日ちょっと寄ってみようかな」みたいな人たちもいて、最終的には予定よりも多くの人が顔を出してくれていました。
予定になかった人がふらっと立ち寄ってくれたり、別件で釧路に来ていた人がわざわざ覗いてくれたり。
プレゼン文化が釧路にも根付いていくといいなと思っています!
「外から見える」って、意外と大事#
今回のプレゼン会でペンギンファームを場所として使ってもらって感じたのは、「外から中が見える」ってことの大切さ。
たまたま北大通を通りかかった人たちにも、「なんかやってるな」って気づいてもらえる場所って、やっぱりいいなと改めて思いました。
次は外からの写真もちゃんと撮っておきたい!
#釧路のアクションを増やす#
私たち釧路オールアクションでは、ずっと「#釧路のアクションを増やす」をテーマに活動しています。
今回のようなプレゼン会からも、何かしらのアクションがまた生まれていくといいなと思います。
「一人の想い」が言葉になり、それに誰かが共感して、次の何かにつながっていく。
その循環こそが、地域を変えていく力になると信じています。
次は「これからの人たち」の番#
今回のこのプレゼン会は、すでに何かしらのアクションを起こしている人たちが中心でした。
ペンギンファームではもう少し「これから何かやりたいと思ってる人たち」にスポットを当てたいなと考えています。
「まだ何もしてないけど、こんなことをやりたい」
そんな声を集めて、みんなで一緒にアイデアを膨らませたり、応援したり、巻き込んだりするような会を定期的に開いていけたらと思っています。
ペンギンファームは、まだまだ完成形ではないけれど、こうやって少しずつ「場」として育っていく過程そのものが大切なんだなと感じています。
これからも、釧路にアクションが生まれる場として、たくさんの人と一緒に使っていけたら嬉しいです。
ぜひまたペンギンファームを使ってこのプレゼン会を開いてほしいです!